
主人公リムルと、彼を慕い集った数多の魔物たちが築いた国
<ジュラ・テンペスト連邦国>は、近隣国との協定、交易を経ることで、
「人間と魔物が共に歩ける国」というやさしい理想を形にしつつあった。
リムルの根底にあるのは元人間故の「人間への好意」……
しかしこの世界には明確な「魔物への敵意」が存在していた。
その理不尽な現実を突き付けられた時、リムルは選択する。
「何を失いたくないのか」を――
ファン待望の転生エンターテインメント、暴風の新章に突入!
話数 | |
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放送期間 第2期1部 | 2021年1月~3月 |
放送期間 第2期2部 | 2021年7月~ |
監督 | 菊地康仁 |
制作会社 | エイトビット |
キャスト |
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曲名 | 歌手 | シーン | 配信 |
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Storyteller | TRUE | 2期1部OP | 視聴 |
STORYSEEKER | STEREO DIVE FOUNDATION | 2期1部ED | 視聴 |
Like Flames | MindaRyn | 2期2部OP | 視聴 |
Reincarnate | 寺島拓篤 | 2期2部ED | 視聴 |
黎明 | TRUE | 34話挿入歌 | 視聴 |
神聖法皇国ルベリオスの法皇直属近衛騎士団筆頭騎士にして西方聖教会聖騎士団長であるヒナタ・サカグチは、東の商人から親書を受け取る。そこには魔物の国「ジュラ・テンペスト連邦国」の驚くべき実状が書かれていた。かつてシズの教え子だったヒナタは、リムルの存在を知り何を思うのか…。これまでのリムルの歩みを振り返りながら、物語はついに激動の新章へ歩き出す――。
暴風大妖渦(カリュブディス)の一件で、獅子王(ビーストマスター)の異名を持つ魔王カリオンに貸しができたリムルは、正式にカリオンの治める「獣王国ユーラザニア」と国交を結ぶべく、ベニマルを代表とした使節団を送ることになった。入れ替わりに、ユーラザニアから派遣された使節団を迎え入れる予定だったが、そこは武闘派の獣王国……三獣士の一人、スフィアのリムルを見下す様な発言にシオンは激怒。友好関係を築くはずが、意図せず戦闘が勃発してしまう。
一悶着あったものの、互いを「友誼を結ぶに足る存在」と認め合い、本格的にユーラザニアとの国交がスタートした。魔国連邦(テンペスト)からは工業技術を、ユーラザニアからは農業技術を交換。二つの国の技術が合わさり醸造された、上質な蒸留酒を手土産に、今度は武装国家ドワルゴンとの友好宣言に赴く。同行するのはシュナとシオン。さらにカイジンらドワーフたちも、国賓という形で里帰り。
武装国家ドワルゴンとの二国間友好宣言。前日にシオンが泥酔してしまうというハプニングもあったが、式典当日にはビシッと……演説したつもりのリムルだった。しかし、ガゼル王からはダメ出しの嵐。己の未熟さに反省しつつも、夜にはかつてゴブタと約束した「夜の蝶」へパーッと呑みに行くことに。そこでリムルは、改めてガゼル王の助言の重さを知る。一方そのころ、テンペストに向かおうとしていたヨウムに新たな出会いが訪れていた。
テンペストではリムルの帰還を目前に控え、宴の準備が進められていた。そこにやってきたのが魔王クレイマンの尖兵としてテンペストを調査するべく送り込まれた、魔人ミュウラン。ヨウムの一行に軍事顧問という形で同行し、テンペストに入り込むとその国力に驚きつつも、住人たちとの交流を深めていく。その頃、テンペストを目障りに思うファルムス王国のエドマリス王は、西方聖教会と結託し、テンペストへの侵攻を企てていた。
クレイマンに指示されたミュウランは、彼女を想うヨウムとグルーシスの言葉を振り切り、魔法不能領域(アンチマジックエリア)を発動させた。同時に、最悪のタイミングでレイヒムの四方印封魔結界(プリズンフィールド)も発動される。これにより満足に動けなくなったシオン達は、三人の異世界人に劣勢を強いられてしまう。いまだテンペストに還らないリムルに連絡を試みるベニマルだが、今はその声さえも届かない。
テンペストが攻撃されていたのと同時に、リムルもまた攻撃を受けていた。相手をひと目見たリムルは、彼女こそがシズのもうひとりの教え子であり、異世界人でもある、最強の聖騎士(ホーリーナイト)――ヒナタだと悟る。聖浄化結界(ホーリーフィールド)の影響でほとんどの魔法を封じられたリムルは、ジリジリと追い詰められていく。同時に、同じ原理の結界によって魔力を封じられたシオン、ハクロウもまた、ショウゴとキョウヤの攻撃に追い詰められていく。
ヒナタとの戦闘で絶体絶命の窮地に立ったが、分身体を身代わりに間一髪逃れ、急いでテンペストに帰還したリムル。そこで目にしたのは、悲壮な血と煙に包まれるテンペストの惨状だった。その惨劇をもたらした第一容疑者としてミュウランを捕らえようとするベニマル、それを身を挺して庇うヨウムとグルーシス。怒りと悲しみを飲み込んで、本当に対処すべき敵を見定めるリムルは、冷静にミュウランを尋問する。
クレイマン、そしてファルムス王国の企みを知るリムル。だが、どんなに願っても失われた仲間の命と温かな日常は戻らない。諦めかけたリムルに、エレンは「希望になりうるおとぎ話」を打ち明ける。確率はおよそ3%……リムルが1万人の人間をヨウブンに魔王となることで、仲間を蘇生できるかもしれないというものだった。ファルムス2万の軍勢がテンペストに接近する中、リムルは希望をつかむために、魔王となる決意をする。
「俺は魔王になろうと思う」――自らの甘さにケジメを付け、シオンやゴブゾウたちを蘇生させるため、決戦を前にリムルは自分が人間であったことを打ち明けた。しかし仲間たちはそれが当たり前のことであるようにリムルを受け入れる。そんな温かな環境のありがたさを改めて噛みしめ、リムルはファルムスの軍勢へと焦点を当てる。敵の四方印封魔結界(プリズンフィールド)を発生させている装置の破壊はベニマル達に任せ、リムルは魔王への進化の糧として本隊を叩く。
雪辱戦の口火がきられた。ベニマル達が各々の任務を遂行していく中、ショウゴ、キョウヤが再度立ち塞がる。しかし蓋を開けてみればハクロウとキョウヤの太刀合いは、まさに「目に物を見せる」結果となり、ゲルドは他人の痛みを知らぬショウゴに、一生分以上の痛みを教え、敵を圧倒する。ラーゼンの助けによって命からがら逃げ延びたショウゴだったがラーゼンに肉体を奪われる羽目に。その頃、ファルムス軍本隊と相対するリムルは、「誰一人逃さない」と、彼らに等しく死の雨を降らせるのだった。
計画通り、進化に必要な魂を確保したリムルに、「魔王への進化(ハーベストフェスティバル)」が訪れる。しかし同時に強烈な睡魔に襲われたリムルは、一人逃げたラーゼンを捕らえさせるため、咄嗟に悪魔を召喚する。その後テンペストに戻ったリムルは、無事に魔王への進化を終え、シオンたちの蘇生に取り掛かる。その際に、大賢者から進化した「智慧之王(ラファエル)」の働きによって、ついに、「反魂の秘術」と「死者蘇生の秘術」が開始される……果たして仲間は蘇るのか?
シオンたちが蘇り、ディアブロも加入……順風満帆かと思いきや、「ミリムによる宣戦布告とユーラザニアの崩壊」という一報と、ファルムスを退けても依然、魔物を敵とみなす西側諸国への対応という課題がまだまだあった。しかし時を同じくしてラファエルから、「無限牢獄の解析に成功した」という吉報が舞い込む。リムルがこの世界に転生して2年、ついに最初の約束――ヴェルドラの解放が成されようとしていた。
ヒナタとの邂逅、ファルムス王国の襲撃、魔王への進化―――怒涛の出来事を胃袋から見守り続けてきたヴェルドラとイフリート。リムルとヴェルドラが洞窟で出会ったあの日から2年―――月日は流れ、「最初の約束」が果たされようとしていた。相変わらずの2人が、マイペースに、時に「何か」におびえながら、いろいろあったテンペストのこれまでを振り返る。
仲間達の蘇生とヴェルドラの復活を祝した宴。束の間の平和を楽しんだリムルは、皆に今後の方針を話す。リムルは全世界に向けて魔王を名乗り、クレイマンに宣戦布告することを決意する。そして、武装国家ドワルゴンからはガゼル王、ブルムンド王国からはフューズ、魔導王朝サリオンからは大公爵にしてエレンの父、エラルドが赴き、今後のテンペストの動向を決める重要な会議が開催される。
ラプラスたちはクレイマンにまつわる計画を企てていた。そこには、とある人物も同席していて―――。一方リムルは、ヴェルドラとの出会いを含め、各国の要人にこれまでのあらましを話す。エラルドはリムルと敵対するより友好を選ぶべきと判断し、ドワルゴン、サリオン、ブルムンドとの協力関係を再確認。そんな中、「この国、テンペストは滅亡する!!」―――不穏な警告を叫び、乱入してきたのはラミリスだった。
リムルはファルムスの新たな王としてヨウムを擁立するという計画を発表する。それを聞いたガゼル王は「真に王に足る器か」とヨウムを試し、彼は懸命に応えて見せる。「みんなが豊かに、笑って暮らせる世界を作りたい」と話すリムルの人柄をエラルドも気に入り、リムルとその仲間たちは目先の敵、クレイマンとの決戦に意気込む。
ジュラの大森林に新たな勢力が勃興し、その盟主であるスライムが魔王を騙ったため、制裁する」という名目で、クレイマンが魔王達の宴(ワルプルギス)を発議した。リムルも本格的に、クレイマンとの戦争に備えるが、敵軍の動きを観察するうちに、クレイマンが狙っているのは目下のテンペストではなく、ユーラザニアであると判明。クレイマンの軍勢がユーラザニアに到着するまであと2日―――。リムル達は間に合うのか……!?
クレイマンの目論見を阻止するため、大規模な転移魔法で軍をユーラザニアに送りつつ、ユーラザニアの民もテンペストに避難させることに。リムルはクレイマンと直接決着をつけるため、魔王の集う魔王達の宴(ワルプルギス)に乗り込むことを決意する。シオンにとっては雪辱戦となるため、ランガと共に同行させることに。テンペストではクレイマン軍勢との戦いに向け、新たな軍団を編成。ついに会戦前夜の夜が明ける…!
ベニマルは軍勢を率いてユーラザニアに、ヨウムはディアブロを含めた仲間たちとともに、ファルムスの国盗りへと出向いた。見事にクレイマンの裏をかき、ユーラザニアの避難民をテンペストに転送したリムル。覚醒魔王への進化を目指していたクレイマンはそんなリムルに怒りを募らせる。一方で、最古の魔王ギィと魔王レオン、そしてヴェルドラの姉ヴェルザードは、リムルへの関心を強めていた。
人形を依り代にトレイニーを霊樹人形妖精(ドリュアス・ドール・ドライアド)に進化させるなど、魔王達の宴(ワルプルギス)に向け準備を進めるリムル。一方で、転送魔法でユーラザニアに到着したベニマル達は、クレイマンの軍勢にゲルドが仕掛けた”罠”で一気に畳みかける。その傍ら、カリオン救出に意気込む三獣士は、敵軍首魁の討伐に向かう。アルビスは、五本指筆頭のヤムザと一騎打ちに。フォビオは、ティアとフットマンに挑む。
ガビル対ヘルメスの勝負はガビルが辛勝。その行く末を眺めていたのは、スフィアを圧倒するほどの技量を持つ、竜を祀る民ミッドレイ。人間によく似た姿の彼は、ガビルと同じ龍人族(ドラゴニュート)だった。一方、ヤムザは魔宝装身具(アーティファクト)「鏡身の腕輪(ドッペルゲンガー)」を使って分身するも、本気を出したアルビスに惨敗。降伏しようとしたヤムザだが、クレイマンに操られ、強制的に暴風大妖渦(カリュブディス)の依り代にされてしまう。
準備を終えたリムルはシオンとランガを、ラミリスはベレッタとトレイニーを連れて魔王達の宴(ワルプルギス)へ向かう。一方、シュナ、ハクロウ、ソウエイは、クレイマンの城の近くに到着するやいなや霧に視界も魔力感知も妨害されてしまう。その霧の奥から、死霊の王(ワイトキング)にしてクレイマン配下五本指の一人、「示指のアダルマン」が現れる。ハクロウ、ソウエイが周囲の敵を足止めし、シュナがアダルマンとの一騎打ちに挑む。
クレイマンは、魔王全員でリムルを粛清しようと訴えるが、ギィに「魔王なら自分自身の力でリムルを倒してみせろ」と一蹴される。リムルとクレイマンの一騎打ちになるかと思いきや、クレイマンは洗脳したミリムをけしかける。ミリムの相手はリムルが引き受け、クレイマンはシオンが迎え撃つことに。しかし相手がミリムでは分が悪く、追い詰められるリムル。そこに乱入し、リムルに代わってミリムの拳を受けたのは、ヴェルドラだった。
クレイマンの手駒も、クレイマン自身も、リムル達に全く歯が立たない。窮したクレイマンは、ミリムに狂化暴走(スタンピート)を発動させ皆殺しにするよう命じるが、ミリムは最初から操られてなどいなかった。全てはクレイマンの企みと、その陰に潜む黒幕を探るための演技で、カリオンも無事に生きていたのだった。瀕死のクレイマンは、今まで殺した者たちの魂をエネルギーとして覚醒。真の決着をつけるべく、リムルとクレイマンの最終決戦が始まる。
覚醒を果たしたクレイマンと対峙するリムル。長く続いたクレイマンとの因縁に終止符を打つため、そして名実ともに魔王へとなるために最終決戦へと臨む。
動画サービス | 配信状況 | 無料期間 |
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